真田丸から見た日食
- 2016/01/14(木) 21:40:55
いよいよ始まった大河ドラマ「真田丸」ですが、もともと信長の野望は武田家で始める者、かつ映画「清洲会議」にはまった者としては見逃せません。初回もいろいろネタが仕込まれていて、これからも楽しめそうです。
さて、冬コミの新刊として三国志にまつわる日食を調べてみたのですが、「真田丸」に絡めたネタがないものかと戦国時代にまつわる日食も調べてみました。
すると1615年3月19日に下図のようなかなり激しい日食が起きていました。この時といえば大坂冬の陣が終わり、夏の陣(新暦では5月23日から)に向けて真田丸の廃却や掘りの埋め立てが行われていた頃でしょうか。
大坂城からどう見えたかというと、16時45分から徐々に日食が始まり、17時52分には太陽の約9割が隠れてしまいます。そして18時15分に約6割が隠れたまま太陽が沈んでいきます。
ちなみに新潟や会津若松では金環日食が見られたはずです。
おそらく大阪城内でも次こそは!と戦意を高めていたのではないかと思いますが、はたしてこの日食を秀頼公や豊臣恩顧の武将たちはどのような思いで見ていたのでしょうか?
※日食の演算には竹迫忍氏のEmapwinを使用しています。
スポンサーサイト
- 歴史
- | trackback(0)
- | comment(0)