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夏コミに向けて

  • 2011/04/23(土) 20:32:25

2月以来の更新ですみません。

何がきっかけだったかはもうさっぱり覚えていないのですが、このところ日本語というものに俄然興味がわいてまして古い文法書を読む日々が続いております。
で、ここ最近は織豊時代の宣教師ジョアン・ロドリゲスが書いた『日本語小文典』など読んでいるのですが、ありをりはべりいまそかりなんて堅苦しい中学・高校の古文では習わなかった当時の話し言葉というものがまとめられてまして、これが意外と面白いです。

とはいえラテン語やポルトガル語の文法規則を前提にして書かれているのでわかりにくい面もあり、過去完了・不定詞といった英語の授業で聞いたなぁという用語から、ゲルンディウム・スピーヌムなんて分類の意味さえ分からない用語まで山盛りです。なので読みながら日本語の文法規則に落とし込んでメモするようにしていたらなかなかいい感じのボリュームになってきました。

というわけで、今年の夏コミに向けては「安土桃山時代の日本語の文法をまとめた本」を作ってみようと思っております。蹴鞠以来の日本史で楽史舎のイメージから離れたものになるかもしれませんが、ご期待いただければ幸いです。
中国史やれよーという声が多いのは承知しておりますが…
(さんがつ)

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